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作ってみた

【作ってみた】初心者向け:無料生成AIでプログラミングコードを作成(ChatGPT、Gemini)

はじめに

「【作ってみた】初心者向け:無料生成AIでプログラミングコードを作成」では、初心者向けに無料生成AIを使ってプログラミングコードを簡単に作成する方法を紹介します。AIツールを活用することで、プログラミング学習が効率的になり、実際のコード作成もスムーズに行えます。このサイトでは、AIを利用してプログラムの基本から応用まで学ぶことができ、初心者でも簡単にプログラミングコードを生成し、スキルアップを目指せます。

目次

  1. お題
  2. チャットで作る!
  3. Google colab
  4. Pythonのプログラムを実装する
  5. コード生成AIのリスト
  6. まとめ
  7. 作ってみた
  8. 姉妹サイト

お題

各生成AIに、以下のお題で、プログラムミングコードを作成してもらいました。

お題

1ヶ月後のナスダック株価の終値を予想するPythonのプログラムを作ってください。APIを使うなら、無料のにしてください。

チャットで作る!

はじめに、コード生成AIというものは、初心者には、難しいのではないかと思います。

そこで、普通のチャットで、コードを生成してみました。

ChatGPT

まずは、ChatGPTにお願いしてみました。

import yfinance as yf
import pandas as pd
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from statsmodels.tsa.arima.model import ARIMA

def fetch_nasdaq_data():
    ticker = "^IXIC"  # ナスダック総合指数
    data = yf.download(ticker, period="2y", interval="1d")
    return data["Close"]

def predict_nasdaq(data, days_ahead=22):
    # ARIMAモデルの適用
    model = ARIMA(data, order=(5,1,0))  # 適当なパラメータ (p,d,q)
    model_fit = model.fit()
    
    # 未来の株価を予測
    forecast = model_fit.forecast(steps=days_ahead)
    return forecast[-1]  # 1ヶ月後の予測値を取得

# データ取得
data = fetch_nasdaq_data()

# 予測実行
predicted_price = predict_nasdaq(data)

print(f"1ヶ月後のナスダック終値予測: {predicted_price:.2f} USD")

以上のコードを書いてもらったので、「Google colab(後述)」で、実行してみました。

ちなみに、事前にライブラリのインストールをしてください。

pip install yfinance scikit-learn pandas numpy

すると、以下のようなエラーが出ました。

コードエラー

こうして、エラーを修正していくわけですが、このくらいのプログラムなら、何回か直せば、動きます。

ただし、うまくいかない時は、いつまで経っても直らないので、初心者には、酷かも知れません。

以下が、一応、うまくいったコードです。

import yfinance as yf
import pandas as pd
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from statsmodels.tsa.arima.model import ARIMA

def fetch_nasdaq_data():
    ticker = "^IXIC"  # ナスダック総合指数
    data = yf.download(ticker, period="2y", interval="1d", auto_adjust=False)
    data.index = pd.DatetimeIndex(data.index).to_period('D')  # インデックスの頻度設定
    return data["Close"]

def predict_nasdaq(data, days_ahead=22):
    # ARIMAモデルの適用
    model = ARIMA(data, order=(5,1,0))  # 適当なパラメータ (p,d,q)
    model_fit = model.fit()
    
    # 未来の株価を予測
    forecast = model_fit.forecast(steps=days_ahead)
    return forecast.iloc[-1]  # 1ヶ月後の予測値を取得

# データ取得
data = fetch_nasdaq_data()

# 予測実行
predicted_price = predict_nasdaq(data)

print(f"1ヶ月後のナスダック終値予測: {predicted_price:.2f} USD")

結果は、「1ヶ月後のナスダック終値予測: 18849.30 USD」ということでした。現在、3月4日なので、1ヶ月後、どうなることか。

Gemini

次に、Geminiにお願いしてみました。

import yfinance as yf
from sklearn.model_selection import train_test_split
from sklearn.linear_model import LinearRegression
import pandas as pd
import numpy as np
from datetime import datetime, timedelta

def predict_nasdaq_price(days_ahead=30):
    """
    1ヶ月後のナスダック株価終値を予測する関数
    """

    # NASDAQの株価データを取得
    nasdaq = yf.Ticker("^IXIC")
    history = nasdaq.history(period="1y")  # 過去1年間のデータを使用

    # データを前処理
    df = history[['Close']].copy()
    df['Prediction'] = df[['Close']].shift(-days_ahead)

    X = np.array(df.drop(['Prediction'], 1))
    X = X[:-days_ahead]
    y = np.array(df['Prediction'])
    y = y[:-days_ahead]

    # データを訓練用とテスト用に分割
    x_train, x_test, y_train, y_test = train_test_split(X, y, test_size=0.2)

    # 線形回帰モデルを訓練
    model = LinearRegression()
    model.fit(x_train, y_train)

    # 最新の株価データを使用して予測
    last_data = np.array(df.drop(['Prediction'], 1))[-days_ahead:]
    prediction = model.predict(last_data)

    # 予測日を計算
    prediction_date = datetime.now() + timedelta(days=days_ahead)

    return prediction[0], prediction_date.strftime('%Y-%m-%d')

# 予測を実行
predicted_price, prediction_date = predict_nasdaq_price()
print(f"1ヶ月後({prediction_date})のナスダック終値予測: {predicted_price:.2f}")

実行すると、以下のようなエラーが出ました。

コードエラー

これを直すと・・・

import yfinance as yf
from sklearn.model_selection import train_test_split
from sklearn.linear_model import LinearRegression
import pandas as pd
import numpy as np
from datetime import datetime, timedelta

def predict_nasdaq_price(days_ahead=30):
    """
    1ヶ月後のナスダック株価終値を予測する関数
    """

    # NASDAQの株価データを取得
    nasdaq = yf.Ticker("^IXIC")
    history = nasdaq.history(period="1y")  # 過去1年間のデータを使用

    # データを前処理
    df = history[['Close']].copy()
    df['Prediction'] = df[['Close']].shift(-days_ahead)

    # 修正箇所: axis=1をキーワード引数として指定
    X = np.array(df.drop(['Prediction'], axis=1))
    X = X[:-days_ahead]
    y = np.array(df['Prediction'])
    y = y[:-days_ahead]

    # データを訓練用とテスト用に分割
    x_train, x_test, y_train, y_test = train_test_split(X, y, test_size=0.2)

    # 線形回帰モデルを訓練
    model = LinearRegression()
    model.fit(x_train, y_train)

    # 最新の株価データを使用して予測
    last_data = np.array(df.drop(['Prediction'], axis=1))[-days_ahead:]
    prediction = model.predict(last_data)

    # 予測日を計算
    prediction_date = datetime.now() + timedelta(days=days_ahead)

    return prediction[0], prediction_date.strftime('%Y-%m-%d')

# 予測を実行
predicted_price, prediction_date = predict_nasdaq_price()
print(f"1ヶ月後({prediction_date})のナスダック終値予測: {predicted_price:.2f}")

実行すると、「1ヶ月後(2025-04-02)のナスダック終値予測: 19670.30」という答えが出ました。

Google colab

Google Colabとは?

Google Colab(Google Colaboratory)は、Googleが提供するクラウド上でPythonを実行できる環境です。Jupyter Notebookのようなインターフェースを持ち、ブラウザ上でPythonのコードを記述・実行できます。

主な特徴:

Google Colabの使い方

1. Google Colabを開く
  1. Google Colab にアクセス
  2. Googleアカウントでログイン
  3. 新しいノートブックを作成(「+新しいノートブック」をクリック)
2. 基本的な操作

① セルの追加

② コードの実行

③ ファイルのアップロード

from google.colab import files uploaded = files.upload() # 手動でファイルを選択してアップロード 

④ Googleドライブとの連携

from google.colab import drive drive.mount('/content/drive') # Googleドライブをマウント 
3. GPU・TPUの利用

① GPUを有効化する

  1. メニューから 「ランタイム」→「ランタイムのタイプを変更」 を選択
  2. 「ハードウェアアクセラレータ」を 「GPU」 に変更

② GPUの確認

import torch print(torch.cuda.is_available()) # TrueならGPUが使える 

③ TPUの利用

import tensorflow as tf print("TPU available:", tf.config.list_logical_devices('TPU')) 

4. 便利な機能

① パッケージのインストール

!pip install pandas numpy matplotlib # 必要なライブラリをインストール 

② 変数の内容をクリア

%reset -f 

③ シェルコマンドの実行

!ls # ファイル一覧を表示 !pwd # カレントディレクトリを確認 

まとめ

Google Colabは、手軽にPythonを実行できる環境で、特に機械学習・データ分析に最適です。Googleドライブとの連携やGPU/TPUの利用ができる点も強力なメリットです。

Pythonのプログラムを実装する

Pythonプログラムの実装方法

Pythonのプログラムを実装する方法はいくつかあります。ここでは、代表的な方法を紹介します。

1. Google Colab で実装(クラウド)

Google Colabは、ブラウザ上でPythonを実行できる環境です。データ分析や機械学習に最適です。

手順

  1. Google Colab を開く
  2. 新しいノートブックを作成
  3. コードセルにPythonコードを記述
  4. 「▶(再生ボタン)」または Shift + Enter で実行
print("Hello, Google Colab!") 

メリット
✅ インストール不要
✅ GPU/TPUが無料で使える
✅ Googleドライブと連携可能

2. ローカル環境で実装

(1) Pythonのインストール

  1. Python公式サイト からダウンロード
  2. インストール時に「Add Python to PATH」を選択(重要)

確認コマンド(ターミナル/コマンドプロンプト)

python --version 

(2) Pythonファイル(.py)を作成

  1. hello.py というファイルを作成
  2. 以下のコードを記述
print("Hello, Python!") 
  1. ターミナルで実行
python hello.py 

(3) 仮想環境を作成(推奨)

仮想環境を使うと、ライブラリの依存関係を管理しやすくなります。

# 仮想環境の作成 python -m venv myenv # 仮想環境の有効化(Windows) myenv\Scripts\activate # 仮想環境の有効化(Mac/Linux) source myenv/bin/activate 

(4) 必要なライブラリをインストール

pip install numpy pandas matplotlib 

3. Jupyter Notebook で実装

Jupyter Notebookは、コードを実行しながらデータを可視化するのに便利です。

インストール

pip install jupyter 

起動

jupyter notebook 

ブラウザが開き、セルにPythonコードを書いて実行できます。

import numpy as np print(np.array([1, 2, 3])) 

4. VS Code で実装

手順

  1. VS Code をインストール
  2. Python拡張機能 をインストール
  3. hello.py を作成し、以下を記述
print("Hello, VS Code!") 
  1. F5 または ターミナルで python hello.py を実行

メリット
✅ コード補完が強力
✅ デバッグが簡単
✅ Jupyter Notebook も利用可能

5. その他の実装方法

まとめ

方法 特徴・用途
Google Colab インストール不要、クラウド環境、GPU対応
ローカル環境(.py) 本格的な開発向け、自由度が高い
Jupyter Notebook データ分析、可視化に最適
VS Code 軽量で強力なエディタ
PyCharm 大規模なPython開発向け

まずは Google Colab や Jupyter Notebook から試し、慣れたら VS Code やローカル環境 で本格的な開発をすると良いでしょう! 🚀

コード生成AIのリスト

以下に、プログラミングコードを無料で生成できるAIツールをまとめました。各ツールの日本語対応、アカウント作成の有無、無料プランの条件、得意分野、特徴、公式サイトのURLを箇条書きで記載しています。

上記のお題で、作成してもらったプログラミングコードを記載し、実行した時のエラーも、表示します。

1. Google Gemini Code Assist

日本語に対応していない上に、アプリをインストールできませんでした。

2. Code Llama

どうやってコードを作れば良いのか分かりませんでした。

3. AlphaCodium

インストールの必要があります。

4. Amazon CodeWhisperer

インストールの必要があります。

5. GitHub Copilot

30日で有料になるので、慣れた頃に無料で使えなくなります。

まとめ

無料コード生成AIにチャレンジしてみたのですが、うまくいきませんでした。

どれかに決めて、使い込んでいけば、良いのかも知れません。

一般論として、日本語に対応していないと、作成依頼をするときも、エラーの修正をするときも、苦労することになります。

そこで、初心者におすすめなのは、チャットです。

ただし、どのAIでも、最初に作ってもらったコードは、エラーが出ると思います。

そこからの修正は、若干のコツが必要です。

ハマることも度々。

初心者には、難しいこともあります。

また、コードを作成するのも、大変ですが、サーバーなどにアップロードするのが、かなりの難題です。

特に、Pythonは、サーバーによっては、できないこともあったりして、大変です。

あと、気をつけるのは、APIの制限に引っかかること。

うまくいかない時は、そこをよく調べてください。

例えば、OpenAIのAPIは、無料キーでは、何もできません。

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