
このサイトでは、AI APIの概要、OpenAIの料金体系、1Mトークンの目安、無料で使えるAPIの紹介、さらに簡単な使い方までを網羅しています。初心者でも理解できるようPythonコード例付きで解説しており、文章生成、画像生成、データ解析など幅広い用途に対応可能です。
API(エーピーアイ)は、Application Programming Interfaceの略で、ソフトウェア同士が互いに情報をやり取りするための仕組みです。
簡単に言うと、あるソフトウェアが提供する機能を別のソフトウェアが利用できるようにする「窓口」のようなものです。
APIを使うことで、複雑な処理を自分で作らなくても、他のサービスの機能を簡単に活用できます。
ここでは、代表的なAI(生成AI)APIサービスをいくつか紹介します。
会社名:OpenAI
特徴:GPT系モデル(文章生成、対話、要約、コード生成など)を提供。多様なモデルがあり、高精度な応答が可能。
価格:モデル・トークン数によって異なる。例えば、ある資料によるとGPT‑4oは「100万トークンあたり 入力 $5 / 出力 $15」のような価格帯がある。
会社名:Anthropic
特徴:セーフティ(安全性)に配慮されており、長文の会話や複雑なタスク処理に強みがある。複数のモデル(Opus、Sonnet、Haikuなど)があり、用途に応じて使い分けられる。
価格:例えば Claude 3.7 Sonnet モデルは「入力 1Mトークンあたり $3、出力 1Mトークンあたり $15」という報道がある。
会社名:Google(Google Cloud)
特徴:テキスト、画像、音声、動画など多モダリティ入力に対応。Googleの他サービス(検索、ドキュメントなど)との統合が強力。
価格:Google Cloud Vertex AI の生成AI料金体系では、例えば Gemini 2.5 Pro モデルで「入力:$1.25 / 1Mトークン(200Kトークン以下)、出力:$10 / 1Mトークン(200Kトークン以下)」。
会社名:Microsoft(Azure)
特徴:OpenAIのモデル(例:GPT)を、Microsoft Azureのインフラ上で使える。企業向け利用やスケーラビリティ、セキュリティの点で強みがある。
価格:AzureのOpenAIサービスにはトークンベースの従量課金がある。ただしモデルや構成によって細かく異なる。
会社名:DeepSeek(中国スタートアップ)
特徴:コスト効率が非常に高く、安価にAIモデルを呼び出せる。性能も高く注目されている。
価格:ある報道では、「入力約 $0.55 / 100万トークン、出力約 $2.19 / 100万トークン」という価格設定がある。
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上記はあくまで一例です。他にも Cohere や Mistral、国内AI企業が提供するAPIなど、用途やコスト、性能に応じて選べるサービスは多数あります。
以下は、現在使える、または過去に使えた無料・フリープランのあるAI APIの例です。
会社名:Hugging Face
特徴:さまざまなオープンソースモデル(テキスト生成、画像生成、分類など)にアクセス可能。サーバーレス推論ができ、小規模実験やプロトタイピングに向いている。
価格(無料部分):無料ティアあり。リクエスト回数や使用量に上限がある。
会社名:Stability AI
特徴:テキストから画像を生成するStable DiffusionモデルをAPI経由で利用できる。
価格(無料部分):新規ユーザーに200クレジットの無料枠が提供されており、その範囲内で画像生成が可能。
会社名:AI JIMY
特徴:文字列変換(テキスト加工、要約など)に使えるシンプルなAPI。
価格(無料部分):無料プランあり。20回/時間のリクエスト制限がある。
会社名:ADFI(日本)
特徴:AIクラウドサービスで、異常検知などに特化。外部システムからの呼び出しが可能。
価格(無料部分):無料プランあり。ただし利用回数に上限がある。
例:LocalAI
会社名:オープンソース / コミュニティ(LocalAI)
特徴:自分のマシンやサーバー上でLLMを動かせる。OpenAI 互換APIを持つものもあり、外部APIの代替として使える。
価格:完全無料(ただしサーバー運用コストは自分で負担)。
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以上は代表例ですが、他にも無料枠や無料版を提供しているAI APIは多数存在します。用途(テキスト、画像、解析など)や利用量に応じて選ぶと良いでしょう。
AI APIを使うと、ソフトウェアやアプリケーションから人工知能の機能を直接利用できます。主な用途は以下の通りです。
GPT系APIなどを使うと、文章の自動作成、質問応答、会話ボットの構築、メールやブログ記事の生成が可能です。
文章を短くまとめたり、他言語に翻訳したり、文章の感情分析やキーワード抽出などができます。
Stable DiffusionやDALL·EのAPIを利用すると、テキストから画像を生成したり、画像の修正やスタイル変換が可能です。
音声認識(Speech-to-Text)、音声合成(Text-to-Speech)、動画生成や編集などもAPI経由で実行できます。
AIモデルを利用して、売上予測、異常検知、分類・クラスタリングなど、ビジネスデータやセンサーデータの分析が可能です。
AI APIを組み込むことで、カスタマーサポートの自動応答、レポート作成、タスク管理など業務の効率化ができます。
まとめると、AI APIを使うと「文章・画像・音声・データ解析」の幅広いAI機能を自分のサービスやアプリケーションに組み込むことが可能です。
| モデル | 入力 (1Mトークンあたり) | 出力 (1Mトークンあたり) |
|---|---|---|
| GPT‑4 Turbo (128K コンテキスト) | $10.00 | $30.00 |
| GPT‑4 (8K コンテキスト) | $30.00 | $60.00 |
| GPT‑4‑32K (32K コンテキスト) | $60.00 | $120.00 |
| GPT‑3.5 Turbo | $0.50 | $1.50 |
| GPT‑4o | $2.50 | $10.00 |
| GPT‑4o Mini | $0.15 | $0.60 |
※ “入力” はプロンプト (ユーザーが与えるテキスト) に使われるトークン数、”出力” は AI が生成するトークン数に対する課金です。
※ 価格は米ドル (USD) で、為替や契約条件によって実際のコストは変動します。
AI APIの料金でよく出てくる「1Mトークン」は、1,000,000(100万)トークンを指します。トークンとは、文章をモデルが処理する最小単位で、英単語や日本語の文字列に近い単位です。
したがって、1Mトークンは、英語文章なら約1,000ページ、日本語文章なら約800〜1,000ページ分に相当します。
モデルに入力する文章(プロンプト)も、生成される文章(出力)もトークンとしてカウントされます。
OpenAIのAPIを使うと、自分のアプリやプログラムからGPTモデルを呼び出して、文章生成や対話などの機能を利用できます。以下は基本的な手順です。
import openai
# OpenAI APIキーを設定
openai.api_key = "YOUR_API_KEY"
# GPT-3.5 Turboを使った簡単な文章生成
response = openai.ChatCompletion.create(
model="gpt-3.5-turbo",
messages=[
{"role": "system", "content": "あなたは親切なアシスタントです。"},
{"role": "user", "content": "AI APIで何ができるか教えてください。"}
],
max_tokens=150
)
# 結果を表示
print(response.choices[0].message.content)
このコードでは、GPTモデルに質問を送り、返ってきた文章を表示しています。Python以外にもJavaScriptやPHPなどで同様にAPIを呼び出すことが可能です。
ポイント:
一部の噂では、OpenAIが近い将来、無料枠だけで高度なGPT-4相当のモデルを提供する可能性があると言われています。
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